JOURNAL
“ねむり”を見つめ直すことが、自分の人生を整えるきっかけになる—。 「わたしとねむり研究所」 は、そんな気づきから誕生しました。
みなさんは、睡眠時間の短さや、睡眠の質の悪さに悩んだ経験はないでしょうか?
良い睡眠を妨げる理由の一つに「毎日の忙しさ」が挙げられます。
時間のなさから睡眠を犠牲にし、自分のコンディションを整えることを後回しにしてしまう女性も多くいらっしゃるのが現状です。
「わたしとねむり研究所」は、ただ睡眠の状態を良くするだけではなく、
「睡眠をきっかけに女性の健康やライフスタイルを整えていこう、社会全体の課題として見つめ直していこう」という想いを形にすべく、プロジェクトが始まりました。
「わたしとねむり研究所」を通じて、世の中の女性が自分らしい生き方を見つけ、実践するためのサポートができたらと願っています。
「わたしとねむり研究所」の立ち上げメンバーの一人である大槻さんが、自身の出産・育児を経て職場復帰した際に感じたのは「睡眠の乱れ」でした。
「それまで、睡眠について特別に悩んだことはありませんでした。でも、2人目を出産後に仕事復帰してからは、子育てと仕事の両立で心も体も限界に近づいていたんです。睡眠の量も質も足りない状態でした。」(経営企画・大槻さん)
この経験が、のちに「わたしとねむり研究所」というプロジェクトの発足へとつながっていきました。
その後、大槻さんは良い睡眠をとるべく、無理のない範囲で生活を少しずつ変化させ、睡眠のリズムを取り戻しました。良い睡眠がとれている状態では心も体も軽くなり、もしリズムが乱れたとしても回復が早くなったことを実感した、と言います。
これは、決して珍しい話ではありません。
日本人の平均睡眠時間は、世界の中でも最も短いと言われています1)。
中でも女性の睡眠は短い傾向にあり2)、子育てや仕事、介護といった忙しい毎日の中で、自分の睡眠時間を後回しにしている方が多いのが現状です。
「自分の不調に気がつきもしなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
「わたしとねむり研究所」は、睡眠を通して自分を大切にし、自分らしいライフスタイルを送るための気づきを得られる場として寄り添います。
「自分がどんな時に、どんなふうに眠れているのか。まずそこに気づくことが、生活全体を整えるきっかけになる」
そんな視点から、「わたしとねむり研究所」が動き出しました。
睡眠が大事だとわかっていても、生活を変えるのは簡単なことではありません。
だからこそ、「わたしとねむり研究所」は、できそうなことは何か、どうしたいかを考えられる場所になることを目指しています。
たとえば、「毎日7時間寝ましょう」「毎朝6時に起きましょう」というような理想的な睡眠の習慣をつけるのは、現実にはなかなか難しいものです。
そんな理想の睡眠を目指した行動を強制するのではなく、自分に合った休み方や自分らしい整え方を探していくことを大切にしています。
できそうな時に、30分だけ早く寝てみる。朝の光を浴びてみる。寝る前のスマホをやめてみる。
このような少しの行動が、思った以上に自分のリズムを整えてくれることがあります。
たとえ小さな工夫でも、実際にやってみると睡眠が整うことで気持ちが落ち着いたり、物事の受け止め方がやさしくなったりすることがあります。
きちんとルールを守れなくても、ちゃんと眠れない日があっても大丈夫です。
できそうなことは何か、何をやりたいと思えるでしょうか。
生活や価値観に合わせたちょうどいいところを、私たちと一緒に考えていきましょう。
睡眠の問題は個人の体調管理の話にとどまりがちですが、実は家庭や職場、そして社会全体にまで影響が広がっていくものです。
実際、睡眠を整えることで大槻さんが変化を感じたのは自分のことだけではなかったと言います。
「一緒に働くメンバーが、睡眠の見直しをきっかけに少しずつ変わったな、自己肯定感が高まっているな、と。1年前と比べて表情が全然違う、と実感しました」(経営企画・大槻さん)
睡眠を見直した結果、他の人から見てもわかるほどの違いがありました。
睡眠が自分を守るための土台となり、メンタルも整って前向きになった結果、考え方や行動にも自然と良い変化が起こったのです。
このように、睡眠を見直すことで状態が良くなるのは、個人の心身や体調だけではありません。
共に過ごす家族や職場の人との関係もポジティブになり、結果として社会の空気を変えることにもつながります。
睡眠は、自分自身を大切にすることの入り口です。睡眠を通して少しずつ自分が変わり、家族が変わり、家族と共に働く人が変わり…と、身近な存在からまわりにも良い影響が伝わっていけば、社会も少しずつ動いていくのではないでしょうか。
少しずつみんなの睡眠状態が良くなれば、きっと社会全体もポジティブになる。
「わたしとねむり研究所」は、このような想いを持ってスタートしました。
「わたしとねむり研究所」は、単に睡眠に関する知識や情報を届ける場ではありません。
一人ひとりの声に耳を傾けて、対話しながら寄り添う体制を整えています。
プロジェクト立ち上げメンバーの1人・岩井さんは、快眠のために環境や生活習慣を作る支援を行う「睡眠改善インストラクター」としても活躍中です。
「2025年4月の時点では、私を含めた6名の睡眠改善インストラクターが在籍しています。これまで年間100名以上のアドバイスを実施してきました。
今後は、睡眠を含めた健康問題に対してサポートさせていただく予定です。」(経営企画・岩井さん)
ただ一方的に睡眠に関するアドバイスを行うトレーナーではなく、「隣にいる相談相手」として寄り添ってくれる頼もしい存在です。「睡眠を変えたいけど、何からはじめたらいいのかわからない」という方でも大丈夫。
正しい睡眠の知識や選択肢の中から、今できそうなことを見つけていきましょう。
また、自分の睡眠を見直すツールとして「90日わたしをみつめるねむりDIARY」を刊行しました。
「DIARY」だからと言って、毎日きちんと書けなくても、続かなくても大丈夫です。
その日の睡眠や体調、気分を、少しだけ立ち止まって書き留めてみてください。
自分の体と心に対する理解が深まって、自然と何か「気づき」が生まれるように作られています。
私たちは日々、さまざまな役割を果たそうと頑張っています。
頑張ることに慣れすぎて、自分を労わる方法を忘れてしまっていることすらあるかもしれません。
そんな時は、まず「睡眠」と向き合ってみませんか。
睡眠は、怠けている時間ではなく、自分らしく生きていくための力を取り戻す時間です。
よく眠れていないことに気づくこと、しっかり眠る工夫をしてみること。
「頑張らなくちゃ」と無理しなくても大丈夫です。
気づくこと、小さな変化を受け入れることから始めていきましょう。
本当にやりたいことをやる、なりたい自分に近づくためには、まずは土台となる心と体を整えることが大切です。
「わたしとねむり研究所」は、あなたに寄り添って「今できること」を考えます。
「ねむり」をきっかけに自分らしいライフスタイルを実現するための一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
参考文献
1)厚生労働省.2024年11月.“良い目覚めは良い眠りから知っているようで知らない睡眠のこと”.厚生労働省WEBサイト(参照2025-04-20)
https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/leaf-sleep.pdf
2)厚生労働省.“令和5年国民健康・栄養調査報告 第3部 生活習慣調査の結果”.厚生労働省WEBサイト(参照2025-04-20)
https://www.mhlw.go.jp/content/001435375.pdf
みなさんは、睡眠時間の短さや、睡眠の質の悪さに悩んだ経験はないでしょうか?
良い睡眠を妨げる理由の一つに「毎日の忙しさ」が挙げられます。
時間のなさから睡眠を犠牲にし、自分のコンディションを整えることを後回しにしてしまう女性も多くいらっしゃるのが現状です。
「わたしとねむり研究所」は、ただ睡眠の状態を良くするだけではなく、
「睡眠をきっかけに女性の健康やライフスタイルを整えていこう、社会全体の課題として見つめ直していこう」という想いを形にすべく、プロジェクトが始まりました。
「わたしとねむり研究所」を通じて、世の中の女性が自分らしい生き方を見つけ、実践するためのサポートができたらと願っています。
「わたしとねむり研究所」の立ち上げメンバーの一人である大槻さんが、自身の出産・育児を経て職場復帰した際に感じたのは「睡眠の乱れ」でした。
「それまで、睡眠について特別に悩んだことはありませんでした。でも、2人目を出産後に仕事復帰してからは、子育てと仕事の両立で心も体も限界に近づいていたんです。睡眠の量も質も足りない状態でした。」(経営企画・大槻さん)
この経験が、のちに「わたしとねむり研究所」というプロジェクトの発足へとつながっていきました。
その後、大槻さんは良い睡眠をとるべく、無理のない範囲で生活を少しずつ変化させ、睡眠のリズムを取り戻しました。良い睡眠がとれている状態では心も体も軽くなり、もしリズムが乱れたとしても回復が早くなったことを実感した、と言います。
これは、決して珍しい話ではありません。
日本人の平均睡眠時間は、世界の中でも最も短いと言われています1)。
中でも女性の睡眠は短い傾向にあり2)、子育てや仕事、介護といった忙しい毎日の中で、自分の睡眠時間を後回しにしている方が多いのが現状です。
「自分の不調に気がつきもしなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
「わたしとねむり研究所」は、睡眠を通して自分を大切にし、自分らしいライフスタイルを送るための気づきを得られる場として寄り添います。
「自分がどんな時に、どんなふうに眠れているのか。まずそこに気づくことが、生活全体を整えるきっかけになる」
そんな視点から、「わたしとねむり研究所」が動き出しました。
睡眠が大事だとわかっていても、生活を変えるのは簡単なことではありません。
だからこそ、「わたしとねむり研究所」は、できそうなことは何か、どうしたいかを考えられる場所になることを目指しています。
たとえば、「毎日7時間寝ましょう」「毎朝6時に起きましょう」というような理想的な睡眠の習慣をつけるのは、現実にはなかなか難しいものです。
そんな理想の睡眠を目指した行動を強制するのではなく、自分に合った休み方や自分らしい整え方を探していくことを大切にしています。
できそうな時に、30分だけ早く寝てみる。朝の光を浴びてみる。寝る前のスマホをやめてみる。
このような少しの行動が、思った以上に自分のリズムを整えてくれることがあります。
たとえ小さな工夫でも、実際にやってみると睡眠が整うことで気持ちが落ち着いたり、物事の受け止め方がやさしくなったりすることがあります。
きちんとルールを守れなくても、ちゃんと眠れない日があっても大丈夫です。
できそうなことは何か、何をやりたいと思えるでしょうか。
生活や価値観に合わせたちょうどいいところを、私たちと一緒に考えていきましょう。
睡眠の問題は個人の体調管理の話にとどまりがちですが、実は家庭や職場、そして社会全体にまで影響が広がっていくものです。
実際、睡眠を整えることで大槻さんが変化を感じたのは自分のことだけではなかったと言います。
「一緒に働くメンバーが、睡眠の見直しをきっかけに少しずつ変わったな、自己肯定感が高まっているな、と。1年前と比べて表情が全然違う、と実感しました」(経営企画・大槻さん)
睡眠を見直した結果、他の人から見てもわかるほどの違いがありました。
睡眠が自分を守るための土台となり、メンタルも整って前向きになった結果、考え方や行動にも自然と良い変化が起こったのです。
このように、睡眠を見直すことで状態が良くなるのは、個人の心身や体調だけではありません。
共に過ごす家族や職場の人との関係もポジティブになり、結果として社会の空気を変えることにもつながります。
睡眠は、自分自身を大切にすることの入り口です。睡眠を通して少しずつ自分が変わり、家族が変わり、家族と共に働く人が変わり…と、身近な存在からまわりにも良い影響が伝わっていけば、社会も少しずつ動いていくのではないでしょうか。
少しずつみんなの睡眠状態が良くなれば、きっと社会全体もポジティブになる。
「わたしとねむり研究所」は、このような想いを持ってスタートしました。
「わたしとねむり研究所」は、単に睡眠に関する知識や情報を届ける場ではありません。
一人ひとりの声に耳を傾けて、対話しながら寄り添う体制を整えています。
プロジェクト立ち上げメンバーの1人・岩井さんは、快眠のために環境や生活習慣を作る支援を行う「睡眠改善インストラクター」としても活躍中です。
「2025年4月の時点では、私を含めた6名の睡眠改善インストラクターが在籍しています。これまで年間100名以上のアドバイスを実施してきました。
今後は、睡眠を含めた健康問題に対してサポートさせていただく予定です。」(経営企画・岩井さん)
ただ一方的に睡眠に関するアドバイスを行うトレーナーではなく、「隣にいる相談相手」として寄り添ってくれる頼もしい存在です。「睡眠を変えたいけど、何からはじめたらいいのかわからない」という方でも大丈夫。
正しい睡眠の知識や選択肢の中から、今できそうなことを見つけていきましょう。
また、自分の睡眠を見直すツールとして「90日わたしをみつめるねむりDIARY」を刊行しました。
「DIARY」だからと言って、毎日きちんと書けなくても、続かなくても大丈夫です。
その日の睡眠や体調、気分を、少しだけ立ち止まって書き留めてみてください。
自分の体と心に対する理解が深まって、自然と何か「気づき」が生まれるように作られています。
私たちは日々、さまざまな役割を果たそうと頑張っています。
頑張ることに慣れすぎて、自分を労わる方法を忘れてしまっていることすらあるかもしれません。
そんな時は、まず「睡眠」と向き合ってみませんか。
睡眠は、怠けている時間ではなく、自分らしく生きていくための力を取り戻す時間です。
よく眠れていないことに気づくこと、しっかり眠る工夫をしてみること。
「頑張らなくちゃ」と無理しなくても大丈夫です。
気づくこと、小さな変化を受け入れることから始めていきましょう。
本当にやりたいことをやる、なりたい自分に近づくためには、まずは土台となる心と体を整えることが大切です。
「わたしとねむり研究所」は、あなたに寄り添って「今できること」を考えます。
「ねむり」をきっかけに自分らしいライフスタイルを実現するための一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。
参考文献
1)厚生労働省.2024年11月.“良い目覚めは良い眠りから知っているようで知らない睡眠のこと”.厚生労働省WEBサイト(参照2025-04-20)
https://e-kennet.mhlw.go.jp/wp/wp-content/themes/targis_mhlw/pdf/leaf-sleep.pdf
2)厚生労働省.“令和5年国民健康・栄養調査報告 第3部 生活習慣調査の結果”.厚生労働省WEBサイト(参照2025-04-20)
https://www.mhlw.go.jp/content/001435375.pdf
この記事は
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